囃子 鉦

手振鉦(テブリガネ)、手摺り鉦、テビラガネ(俗称)。太鼓の補助役的存在。もともとは、青森のお囃子には無い。ご存知の通り?、もともとの鳴らし物は、「カガシコ」であった。本来は、「お山参詣」のお囃子に多く用いられ、普及したのは、昭和40年頃。昭和20年当時、お山参詣で使っていたテブリガネをもって、荒川地区青年団が、市内にねぶたを持って来た事があったが、当初、「ジャイゴ(田舎っぺ)のねぶただじゃ」と、馬鹿にしたものだという。

りゅう坊の記憶では、今でこそ、どこの団体にも多人数の「鉦」がいるが、20年程前は、あまり、いなかった。中でも、「に組」が、大々的に増やした。当時、お囃子の女性人口が少ない中で、「に組」の女性陣の大人数の「鉦」と、すらりと伸びた細い指で吹く「笛」は、憧れの的であった。子供心にも、ドキドキしたものである。

現在では、「太鼓叩き」の控えの人は、ほとんど、「鉦」を使用している。「太鼓」が叩ければ、その、応用なので、覚え易い。

お山参詣と同じ、直径五寸の物が使用されている。青森県内楽器店と、弘前市の「新潟銅器」で販売している。薄手の軽い物や、安価な商品もあるが、「新潟銅器」の手打ちの「鉦」の輝きと音には、勝る物は無い。りゅう坊の「鉦」は、20年前の「新潟銅器」製であるが、輝きこそ失ったが、その、音色は、まだまだ現役である。18000円〜25000円程度。

新潟銅器    青森県弘前市
          0172−32−1678

鉦 楽譜

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